【2】畑でのイチゴ栽培の始め方|初心者向け完全ガイドと注意点

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【2】畑でのイチゴ栽培の始め方|初心者向け完全ガイドと注意点

広々とした畑でイチゴを育てるのは、自然を感じながら楽しむ最高の方法です。
ただ、「畑を持っていない」という方も多いかもしれません。

でも安心してください!
貸農園などの選択肢を活用すれば、初心者でも気軽に始められます。
この記事では、畑を準備する方法や栽培の基本ステップ、
畑特有の課題や注意点までを詳しく解説します。

甘くて美味しいイチゴを収穫する喜びを体験してみませんか?

畑でのイチゴ栽培のメリット

①大量に収穫できる

畑では複数株を育てられるため、家族や友人と分け合う楽しみがあります。

②自然に近い環境で育つ

植物が地面に直接根を張ることで、より元気に育つ可能性があります。

③作業を通じて運動やリフレッシュに最適

畑作業は体を動かしながら自然と触れ合える貴重な時間です。

畑を用意する方法

「畑を持っていないから難しい」と思う方も多いかもしれませんが、
以下の方法で畑を準備すれば、気軽にイチゴ栽培を始められます。

①貸農園を利用する

貸農園とは?

貸農園は、個人や自治体が運営するスペースをレンタルできるサービスです。
初心者向けのサポートがある農園も多く、気軽に畑栽培を始められます。

貸農園の探し方

インターネット検索:地域名+「貸農園」で調べると候補が見つかります。
市区町村のホームページ:自治体運営の貸農園情報が掲載されている場合があります。
不動産や農園の専門サービス:家庭菜園向けの畑を紹介している企業やサービスがあります。

料金体系の例

・都市部:年間1万円~3万円程度の小さな区画が一般的。
・郊外:広めの区画で年間5,000円~2万円程度。

貸農園の利点

必要な道具をレンタルできる場所も多い。
常駐のアドバイザーからアドバイスがもらえる場合も。

②自宅近くでスペースを活用

自宅に庭がある場合、まずは小さなスペースを畑として活用してみましょう。
狭い庭でもプランター栽培から少しずつ拡張する形で始められます。

③共同農園を探す

地域によっては、近隣住民で畑を共同管理するコミュニティがあります。
低コストで始められるほか、交流の場としても魅力的です。

畑栽培の基本ステップ

①土作り

土壌の選び方

水はけが良く、ふかふかの土が理想です。
酸性の土壌は苦手なので、pH6.0~6.5を目安に整えましょう。

耕す作業

深さ30cmほどを目安にしっかり耕します。
雑草や石を取り除き、堆肥や腐葉土を混ぜ込むことで栄養たっぷりの土にします。

②イチゴ苗の選び方

・初心者には四季なりイチゴがおすすめ。
長期間収穫を楽しめます。
・健康な苗を選ぶポイントは、葉が青々としており、
病気の兆候がないものを選びましょう。

③植え付けの手順

・畝を作る:幅60cm程度、高さ20cmほどの畝を作ります。
・株間を確保:苗同士の間隔を30cm以上空けて植える。
・水やり:植え付け後はたっぷりと水を与え、土をしっかり締めます。

畑特有の課題と注意点

①連作障害の回避

同じ場所でイチゴを繰り返し育てると、
連作障害が発生する可能性があります。
これを防ぐために、1~2年ごとに植える場所を変えましょう。

②害虫や病気の対策

よくある害虫: アブラムシ、ナメクジ、ハダニなど。
防虫ネットを使用したり、手で取り除くことで被害を最小限に抑えます。
病気: うどんこ病や炭疽病など。
病気に強い品種を選び、適切な間引きで風通しを良くします。

③水やりの管理

畑では雨水が補助的な役割を果たしますが、
乾燥が続く場合には適切なタイミングで水を与えます。

収穫の喜びと次への準備

①収穫時期の見極め

実が赤くなり、軽く引っ張るだけで取れる状態がベストです。

②ランナーの活用

収穫が終わった株から出るランナーを使って、
翌年用の新しい苗を増やしましょう。

まとめ

畑でのイチゴ栽培は、少し手間がかかる分、
大量収穫の喜びや自然とのふれあいを楽しめる方法です。
基本のステップと注意点を押さえて、あなたも自分だけのイチゴ畑を作ってみませんか?

体験談|私の場合、こうして畑を借りました

私が畑を借りた理由と経緯

昔、「カンブリア宮殿」というテレビ番組に
貸農園を経営している社長が出演されていました。
その社長の子供のころの写真が紹介されたのですが、
畑で大根を持った姿にとても惹かれ、
自分の子供にも畑を体験させたいと思い、貸農園を借りることにしました。

貸農園の探し方

私は、そのテレビ番組で紹介された貸農園を目指して探したのですが、
実際に貸農園をインターネットで検索すると、
いろいろなところに存在することがわかりました。

東京在住で車ももっていなかったので、
とりあえず電車で行けるところを探しましたが、
住んでいる場所からだと片道1時間くらいはかかってしまう感じでした。

実際に貸農園に通ってみて思うところは、
やはり遠いと大変だということです。

長く続けるには、できる限り近いところがよいと感じています。

年間費用と追加費用

市区町村が運営しているものは比較的安いようなのですが、
民間の貸農園だと、やはり5万円~10万円/年間はするようなイメージです。
私は民間の貸農園を借りているので、
市区町村運営の貸農園がどれくらい充実しているかはわかりませんが、
おそらく民間運営の方が設備やサポート体制は充実していると思います。

たとえば、私の借りているところは、
毎月、種が配布されたり、道具が自由に使えたり、
アドバイザーがいてアドバイスをしてくれます。

契約時には、希望する区画を選ぶことができました。
初めて自分の区画を持ったときは少し緊張しましたが、
『ここで育てていくんだ』と思うとワクワク感があった気がします。

さいごに

人生で一度でも畑で農作物を育てる経験をすると、
結構面白い体験になると思います!

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